自作PCにOSをインストール。Windows11+Linux環境(WSL2)

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自作したPCにOSをインストールしました。

WindowsとLinuxを両方使いたく環境構築しています。

USBからのWindows11のインストールからWSL2の立ち上げ方法を紹介します。

 

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自作PCにOSをインストール。Windows11+Linux環境(WSL2)

OSが無い自作デスクトップPCに、Windows 11をインストールしました。

ライセンス認証→アップデートと特に問題なく終えることができました。

 

Linuxの環境も必要でしたので、WSL2(Ubuntu 22.04)もインストールしました。

環境やインストール手順について紹介していきます。

 

自作のデスクトップPC

趣味のAI・機械学習のためにデスクトップPCを自作しました。

予算15~20万のミドルスペックですが、GPUメモリが12GBのグラボを選んでいます。

主なパーツのスペックは以下の通りです。

・CPU…Ryzen_5_5600X
・メモリ…DDR4-3200_64GB
・グラフィックボード…NVIDIA_RTX3060
・ストレージ…M.2 SSD_1TB
・電源…玄人志向_750W

 

下記記事にて、各PCパーツの詳細・自作した内容を紹介しています。

OSが無い状態で、正常にBIOS起動まで出来ていることを確認しています。

機械学習のPCを自作してみた!(パーツ予算15~20万円編)

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機械学習・ディープラーニング用のPCを自作してみました。 パーツの予算総額は約15~20万円のミドルスペックです。 機械学習で重要なGPUメモリを重視して、デスクトップPCを組んだ内容を紹介します。

 

Windows 11 Home パッケージ版

自作のため、組み立てたデスクトップPCにはOSが何も入っていない状況です。

BIOSは起動確認して、各パーツが正常動作していることは確認済です。

 

そのためWindows 11 Home パッケージ版を購入して、OSインストールしました。

機械学習のためのPCですが、普段使いもしたいのでWindowsを購入しています。

 

Windowsのライセンス認証・インストール

パッケージ版を購入するとインストールUSBとプロダクトキーが同梱されています。

 

説明書に従い、インストールUSBを挿し込んでPCを立ち上げます。

マウス・キーボード・ディスプレイ、またネットワーク環境にも繋げておきます。

 

電源を入れてしばらく待つと、Windowsの設定画面が出てきます。

「言語・キーボードの設定」→「Windowsのインストール」を確認されます。

 

「今すぐインストール」を選択すると、Windowsのライセンス認証の画面が出てきます。

同梱されたカードに記載された、プロダクトキーを入力します。

 

その後「インストールの種類を選んでください」の画面が出てきます。

ファイルを引き継ぐ「アップグレード」か、引き継がない「カスタム」か選べました。

筆者の場合は自作で、何も引き継がなかったので「カスタム」を選択しました。

 

ライセンスの同意など進めていくと、Windowsのセットアップの画面に移ります。

インストールが始まり、後は待つだけです。自動的に再起動されます。

 

Windowsのアップデート

再起動を何回か繰り返して、Windowsのインストールが終わります。

白い画面が立ち上がり、Microsoftの設定を対応します。

 

キーボード・言語やアカウントの設定を対応します。

Microsoftのアカウントは従来のPCから使っているものを使いました。

設定が終わると、良く見る画面のWindowsのアップデートに入ります。

 

アップデート後は無事Windows11が立ち上がりました。

ライセンス認証も問題なく出来ています。

 

Linux環境(WSL2)のインストール

Windowsの環境が整いましたので、Linux環境も整えます。

コマンドプロンプトを「管理者から実行」で立ち上げて、下記コマンドを入力しました。

正常にインストールされました。

wsl --install

 

ただWindows仮想化ができていないと、後でエラーになる場合があります。(筆者もそうでした)

インストール後にUbuntuを立ち上げるとエラーメッセージが出ました。

BIOSからWindowsの仮想化をON(有効)にしてくれと言われています。

Installing, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370102
Please enable the Virtual Machine Platform Windows feature and ensure virtualization is enabled in the BIOS.
For information please visit https://aka.ms/enablevirtualization
Press any key to continue...

 

仮想化がON/OFFになっているかは、タスクマネージャーのCPUの項目から分かります。

やはり仮想化が無効になっていました。

 

BIOSからWindows11の仮想化を有効にする

筆者の場合は、ASUSのマザーボードを使っています。

MSI マザーボード MPG B550です。AMDの5000番台シリーズに対応したマザーボードです。

BIOS画面はマザーボードの種類によって異なるため、あくまで一例の紹介になります。

 

(電源立ち上げ時に)F2を推し続けてBIOSの画面を立ち上げます。

F7を推すとAdvanceモードに入れますので、「OC」の項目を選びます。

「Advanced CPU Configuration」→「SVM Mode」をEnableにしました。

 

その後F10でセーブして、再度PCを立ち上げます。

タスクマネージャーでWindows11の仮想化が「有効」になっていました。OKです。

 

Ubuntuも無事動作しましたので、usernameとパスワードを設定しました。

 

まとめ

自作したPCにOSをインストールしました。

WindowsとLinuxを両方使いたく環境構築しています。

ぜひ皆様も自作したハイスペックPCでWindows+WSL2の環境を試してみてください。

 

下記記事にて、筆者の自作PCの各パーツの詳細を紹介しています。

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