テスターで乾電池を測定してみる

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テスター

テスターで乾電池の電圧を測定しました。

新品の電池、寿命に近い電池の電圧値含めて確認しています。

テスターの使い方から、実際の電圧値まで分かりやすく紹介します。

 

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テスターの使い方!乾電池を測定してみる

テスターでの乾電池の測定方法は簡単です。使い方を紹介します。

テスターのモードを直流(DC)電圧に設定して測定することが可能です。

 

プローブを電池の+-に当てれば電圧値が表示されます。

 

アルカリ乾電池1本の電圧値を測定すると通常は「1.5V」程度の電圧になります。

※但し、エネループなどの充電池は通常1.2V程度の電池もあります。

 

新品、寿命の電池の電圧値含めて紹介していきます。

 

新品の乾電池の電圧値

アルカリ乾電池は通常1.5V程度ですが、新品は若干高めの電圧値となっています。

実際に新品の乾電池を測定した写真が下記です。

テスターの電圧値が「1.6V」表示されています。

 

寿命に近い乾電池の電圧値

寿命に近いアルカリ乾電池の電圧値は1.5Vから下がっていきます。

機器が使えなくなり、電池切れした電圧値を測定してみると「1.15V」でした。

 

ただしあくまで一例です。

使用する機器によっては1.0Vや0.9Vなどまで使えるものもあります。

1.5Vと比べて極端に小さくなったら寿命が近くなっています。

 

乾電池の新品から寿命までの電圧値も測定しています

別記事で乾電池の電圧が新品から寿命までどのように低下するのか確認しています。

 

アルカリ・マンガン両方の電池でグラフ化、また測定したデータも公開しています。

よろしければ一緒にご覧ください。(リンク先はこちら)

乾電池の寿命まで電圧測定!使い切るまでグラフ化してみた

乾電池の寿命まで電圧測定!使い切るまでグラフ化してみた
乾電池の電圧が新品から寿命までどのように低下するのか確認してみました。 アルカリ・マンガン両方の電池でグラフ化、また測定したデータも紹介しています。 電池の寿命を検討・計算している人におすすめな記事です。

 

プローブが逆でも電圧値は測定可能

基本赤色のプローブが+、黒色のプローブを-に当てますが、逆でも測定可能です。

下記のように「-」の表示が付きますが電圧値は確認できます。

 

直列接続した乾電池の電圧値を測定してみる

乾電池が直列に接続している場合は、その本数分だけ電圧値が増えます。

下記例のように3本直列接続している場合は1.5V×3本=約4.5Vとなります。

 

寿命が近い電池が混ざってしまった場合

直列接続された場合、全ての電池が同じ分消費されていきます。

どれか1本が極端に消費されるされることは、基本的にありません。

 

但し、「新品」と「元々寿命が近い電池」が混ざる場合が考えられます。

その際は1本ずつ電圧値を測定すれば見つけることができます。

下記例では乾電池3本で4.42Vと「4.5V」から若干低い場合です。

 

1本目の電圧値は1.6Vと表示されたため、新品に近い電池でした。

 

2本目の電圧値は「1.2V」でした。

1.5Vから大分低下しており、中央の電池が寿命に近いものと分かります。

 

3本目の電池も1.6Vでしたので新品に近いものでした。

結果、中央の1本のみが寿命に近い電池ということが判断できました。

 

まとめ

今回はテスターでの乾電池測定に関して紹介させていただきました。

記事をまとめますと下記になります。

テスターでの乾電池は「直流(DC)電圧」のモードにすれば測定できます
アルカリ乾電池(1本)の電圧値は通常「1.5V」です。

 

今回の測定は安物のテスターで測定しました。

筆者おすすめのテスター「HIOKI(日置電機) 3244-60 デジタルマルチメーター」で測定・紹介している記事も紹介しています。

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