モバイルバッテリーを購入しました。PD(Power Delivery)対応の20W品です。
但し出力電圧をしっかり確認していなかったため、2台目を購入する羽目になりました。
失敗した・PD対応のバッテリ購入で注意することの内容を紹介します。
モバイルバッテリーのPDの出力電圧で失敗した話
PD対応のモバイルバッテリーを購入しました。
目的はコンテスト向けのロボットカー向けに、持ち運びできる12V電源が必要だったためです。
但し、1台目購入したPD対応のモバイルバッテリーでは12Vが出力しませんでした。
12V対応ケーブルをTypeC出力コネクタに挿入しても、9Vでした。
理由はPD対応でも出力が5Vと9Vまでしか対応していなかったためです。
12V出力には対応していませんでした。詳細を紹介していきます。
サンワサプライ モバイルバッテリーPD20W
最初はPD対応なら12Vぐらい、どのバッテリーでも出力できると勘違いしていました。
1台目はサンワサプライ製のPD対応のモバイルバッテリーを購入しました。
(サンワサプライさんのバッテリーが悪いというわけではなく、筆者の確認不足です。)
ただ残念ながら12V出力対応していなかったです。出力電圧は5Vと9Vでした。
PD対応の12Vケーブルを挿しても9Vでした。
Philips モバイルバッテリーPD 20W
2台目にはPD12V出力が可能なモバイルバッテリーを用意しました。
Philips (フィリップス)のDLP7721Cです。スペックとしてはPD20Wで下記です。
【出力】USB-A1/A2:DC 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A
USB-C:DC 5V/3A,9V/2.2A,12V/1.67A
当たり前ですがPD対応12Vケーブルを挿すと、12V出力が確認出来ました。
PD対応12Vケーブル
本来PD対応と言っても、専用のデバイスにしか12Vは出力されません。
汎用のDCジャックを持つ12V電源にするには、PD対応の(ダミー)12Vケーブルが必要となります。
下記のものを使用していました。
USB電圧電流チェッカー
TypeCの電流チェッカーはAmazonで販売されている、汎用品のものです。
TypeA,TypeCと両方測定できて、結構便利な代物です。
テスター使わずとも簡単に電圧・電流測定ができるようになります。
モバイルバッテリーPDの電圧測定
実際にモバイルバッテリーPDの電圧測定した動画は下記です。
最初にPhilipsのモバイルバッテリーです。PowerDelivery_20W対応のものです。
出力としては5V,9V,12Vに対応しています。
最初にUSB_Aコネクタにチェッカーを挿入すると5Vを確認できます。
TypeCに関しては、チェッカーを挿入するだけでは電圧が確認できません。
PD対応12Vケーブルを挿すと、12.1Vが確認できました。
次にサンワサプライのモバイルバッテリーでも確認します。
5V,9Vの出力しか対応していません。
そのため12V対応ケーブル挿入しても、最大の9Vとなりました。
まとめ
モバイルバッテリーを購入しました。PD(Power Delivery)対応の20W品です。
但し出力電圧をしっかり確認していなかったため、2台目を購入する羽目になりました。
購入する際は、必要な電圧が出力電圧に記載されていることをご確認ください。
コメント