nRF Connectの開発環境をVSCodeで構築してみた

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
Bluetooth LE

NordicのnRF54L15やnRF5430を開発するための環境を整えました。

普通のWindowsのPCとVSCode上で構築しています。

Nordicのソフトウェア開発環境として使用したツールと、セットアップ方法を紹介します。

 

スポンサーリンク

nRF Connectの開発環境をVSCodeで構築してみた

NordicのnRF54L15やnRF5430を開発するための環境を整えました。

普通のWindowsのPCとVSCode上で構築しています。

Nordic nRFチップ向けのソフトウェア開発環境として使用したツールと、簡単なセットアップ方法を紹介します。

 

サンプルプログラムのコピー、ビルド・プログラム書き込みを動画でも残しています。

実際にnRF ConnectをVs Code上で使っています。未編集ですが必要であればご覧ください。

 

下記動画では、オリジナルボードのプログラム書き込みにNordicのnRF54L15DKを使っています。

これもVSCode上のnRF Connectを応用しています。

 

 

nRF Connect for Desktop

NordicのnRFの評価ボードを使うならば、インストールしておけば良いと思います。

Nordicが提供する初心者向けのデスクトップツールです。

筆者も下記記事で紹介したように、最初に評価ボード購入した際にインストールしました。

nRF54L15DKを購入して、nRF Connect for Desktopで通信テスト
NordicのnRF54L15DKの評価ボードを購入して、テスト動作してみました。nRF Connect for Desktopを使うことで、簡単に初期導入が可能です。実際に通信テストした内容を紹介します。nRF54L15DKを購入して、n...

 

公式リンクは下記です。

nRF Connect for Desktop
nRF Connect for Desktop is a cross-platform framework for development applications. It contains applications for testing...

インストール時に、書き込み用のドライバー(J-Link)も同時にダウンロードされました。

 

nRF Connect for VS Code Extension Pack 

VSCodeの拡張機能をNordicが用意してくれています

 

公式リンクは下記です

nRF Connect for VS Code
nRF Connect for VS Code lets you develop, build, and debug applications based on the nRF Connect SDK using the VS Code I...

 

今回のプロジェクトでは、主にこのVS Code拡張機能を通じて開発を行いました。

VS Code経由で nRF Connect SDK を利用しました。

nRF Connect SDK自体も、このVS Code拡張機能の機能を使ってインストールされました。

 

nRF-Util

nRF Connect for VS Code をインストールしただけでは、エラーが発生します。

nRF5340 への書き込み(フラッシュ)を行う際に、nrfutil が見つからないと出ました。

 

公式リンクに従って対応しました。

書き込みには nrfutil というツールが必要でしたので、インストールしました。

FATAL ERROR: required program nrfutil not found; install it or add its location to PATH - Nordic Q&A - Nordic DevZone - Nordic DevZone
HI ALL, v2.8.0, nrf54l15, using the "periphral_uart" demo without any modifications I downloaded nrf52840 using v2.8.0 a...
Zoomin_Logo

nrfutil.exe をダウンロードし、SDKのツールチェーンフォルダ内に配置しました。

(\ncs\toolchains\***<is your toolchain>\opt\bin\Scripts)

 

また下記に従って、コマンドプロンプトでも対応することで、プログラム書き込みが出来ました。

インストール後、システムを再起動することで nrfutil コマンドが使用可能になり、書き込みができるようになりました

 

ビルド・プログラムの書き込み

環境が整ったらプログラム作成・ビルドして、プログラムの書き込みを行います。

VSCode上のnRF Connectの拡張機能でBuild・Flashを実行します

 

冒頭で紹介しましたが、サンプルプログラムのコピー、Flashまでのデモビデオもあります。

nRF54L15-DKを使用しています。未編集ですが必要であればご覧ください。

 

まとめ

NordicのnRF54L15やnRF5430を開発するための環境を整えました。

普通のWindowsのPCとVSCode上で構築しています。

Nordicのソフトウェア開発環境として使用したツールと、セットアップ方法を紹介しました。

 

コメント