AIエッジコンテストの表彰式・懇親会に呼ばれたので参加してみた

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第6回AIエッジコンテストの表彰式・懇親会に参加してきました。

上位の入賞ではないですが、有難いことにWeb記事賞というものを頂きました。

Web記事賞について、また表彰式・懇親会の様子など含めての感想を紹介します。

 

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AIエッジコンテストの表彰式・懇親会に呼ばれたので参加してみた

第6回AIエッジコンテストで、有難いことに「Web記事賞」を頂きました。

※上位の入賞ではないです。

※コンテストで「教育効果の高い記事をブログ等でWeb上に執筆した」旨での賞です。

 

主催者側からコンテストの表彰式・懇親会に声をかけてもらいました。

貴重な機会でしたので、参加してきました。

Web記事賞について、また表彰式・懇親会の様子など含めての感想を紹介します。

 

第6回AIエッジコンテスト

第6回AIエッジコンテストに関しては下記記事にて、まとめ・感想を紹介しています。

FPGA・3D物体検出・LIDAR点群…と本当に勉強になったコンテストでした。

第6回AIエッジコンテストが凄く難しいけど勉強になった感想

第6回AIエッジコンテストが凄く難しいけど勉強になった感想
第6回AIエッジコンテストに参加していました。 RISC-Vを使って、画像とLIDAR点群からの3D物体検出が課題でした。 ただ貴重な勉強の機会になりましたし、自身への忘備録としても内容を紹介します。

 

テーマは「RISC-Vを使用した自動車の画像・点群データによる3D物体検出」です。

もの凄く難しかったです。(最後まで実装出来ませんでした。)

コンテスト公式のページは下記です。

The 6th AI Edge Contest (Implementation Contest 4) | SIGNATE - Data Science Competition

 

去年の第5回もWeb記事賞を貰っていました

実は去年の第5回AIエッジコンテストでも、Web記事賞を貰っていました。

1年前のコンテストで、筆者として初めてFPGA+AIの分野を触れました。

AIエッジコンテストが勉強になった(難しかった)件

AIエッジコンテストが勉強になった(難しかった)件
第5回AIエッジコンテストに参加していました。 (筆者の力量では)コンテストの課題が難しく、最後の実装まで到達できませんでした。 ただ貴重な勉強の機会になりましたし、自身への忘備録としても内容を紹介します。

 

たしか、サンプルライブラリを少し触った・弄った程度です。

初心者なりのコンテストの感想・苦労したことをブログ記事にまとめていました。

(当時のブログ記事を見直すと、すっげー恥ずかしい内容です。)

 

Web記事賞について

Web記事賞の詳細について、AIエッジコンテストのHPに詳細が記載されています。

 https://signate.jp/competitions/732#evaluation

該当箇所を抜粋させていただくと下記内容です。

教育効果の高い記事をブログ等でWeb上に執筆し、フォーラムにリンクを公開した方が対象です。
・コンペ終了後の 2/5(日)23:59 までに投稿頂いた中から、事務局にて内容を確認し、授与対象者を決定します。
最終提出物を提出できなかった方も対象になります。

 

Web記事賞は、実力者以外の初心者・初参加者にとっても良い賞だと思っています。

コンテストで完走出来なかった人にもチャンスがあります。

良い点・メリットを挙げると下記です。

・(去年の筆者のように)初心者でも、初めてなりの苦労したことの内容でもOK。
・個人ブログ・Qiita・Zen…と特にプラットフォームの指定は無し。
・記事としてアウトプットすることで、個人の理解も深まる。

 

上位数名しか賞が取れないコンテストだと、初心者・初参加の方は相当厳しい戦いになります。

特にAI関連のコンテストだと、知識・経験がないと課題提出(完走)すら怪しいです。

 

AIエッジコンテストの表彰式・懇親会の様子

正直な所「Web記事賞」はサブ的な(おまけみたいな)賞です。

表彰式でプレゼンするわけでも無いのですが、主催者側から声をかけてもらいました。

貴重な機会と思って、現地の表彰式・懇親会に参加してきました。

 

ただ仕事でなく「100%趣味」ですので、思いっきり気楽に参加させてもらいました。

(主催者側に趣味のブログ記事にして良いことも確認済!感謝です。)

平日ですが、年休が余っていた + 休みが取れたので参加できました。

 

多分後日、公式のYoutubeとかでも表彰式の内容アップされると思います。

興味ある人は見てみて下さい。

 

東京駅から赤坂の会場まで歩いてみた(観光兼ねて)

筆者は中部地方周辺に住んでいますので、プライベートで東京行くのも久しぶりです。

新幹線で東京駅まで行きました。

 

折角なので観光含めて、赤坂の会場まで歩いてみました。2~3kmぐらいです。

皇居周り。車の窓越しで遠目に見たことはありましたが、非常に大きい。

広く、どんだけ松が植えているんだという感じでした。

あと外国人の皇居ランナーの方が沢山いました。

 

国会議事堂。初めてみた。

 

霞が関。今回の主催の経済産業省も何処かにあるはず…。

 

赤坂インターシティthe AIR

会場は「赤坂インターシティthe AIR」でした。

日頃は工場や汚い研究室の陰の住人である筆者には、綺麗すぎる・眩しすぎる会場でした。

 

待合スペースも綺麗すぎて、受付時間まで端っこに隠れていました。

 

ちなみに筆者は普段着のパーカー着て参加しました。

特に問題ありませんでした。(多分...)

お偉いさん方はスーツの人が大半でしたが、入賞者はカジュアルの方も多かったです。

 

表彰式の様子

受付済ませて、表彰式・懇親会のバッジ貰いました。

正直、ハンドルネームの「misoji」が恥ずかしいぐらいでした。

 

コンテストに参加していた身として、上位入賞者の発表が凄く楽しみでした。

 

上位の入賞者のプレゼン

上位入賞者のレポートは公式のページに公開されるので、詳細はそちらでお願いします。

※2023/3/10追記。下記の公式HPに入賞者レポートが紹介されています。

 https://signate.jp/competitions/732/summary

 

正直、筆者の技術力・メモレベルの記載では上位入賞者の凄さが伝えきれないです。

※書いている人は日頃、電気回路弄っている人でソフトやAIは素人レベルです。

まず全体的な感想としては印象を受けました

  • 画像データは使わず、点群データ(PointCloud)だけで処理しているケースが多い
  • 前処理でRISC-Vを使うケースが多々(メインの3D物体検出はDPU・独自のIPで対応)

 

下記以降は各チームの感想です。本当に個人的な感想のため、参考程度でお願いします。

記載する内容は筆者自身の忘備録・感想メモレベルです。

 

Vertical_Beach

コンテストで単に精度出すだけでなく、+αの対応までしたチームでした。※アイデア賞

時間が無い中での対応と言っていたけど、+αのユニークなアイデアを実装していて凄かった。

・前回の第5回のコンテストの(入賞者で)ベースを流用ということ。
(→流用と軽く言っていたが、Lidar点群と色々あった中でこれだけでもリスペクト案件)

・可視化ツールを作ったり、Autoware(自動運転車用OS)との連携まで+αしていた
(→これあったら良いな・面白いなという実装を現実にしていた。凄すぎ)

 

Team_T-T

本当に技術力が高い手法で、3D物体検出の精度を高めていたチームでした。※3位

5人チームで、全員が自動運転において極めてレベルが高い人達でした。本当に凄かった。

・データセットにアノテーションが不十分な箇所があったため、疑似ラベリングして精度向上
(→これ最初に聞いた時、そんなこと出来るんか凄すぎやろと…思いました)

・手法としてはオーソドックスにPointPillarsを使っていた。
(→筆者が対応できなかったコンパイルを成し遂げていた。本当にリスペクト)

 

ReinventTech

検出精度・手法など全てにおいて、本当にレベルの高いチームでした。※2位

(審査する運営側もドキュメントの質の高さを称賛していました)

開発期間が2か月と言っていましたが、その中で色んな箇所まで検証しており凄すぎた。

・3D物体検出する際に、評価に必要なオブジェクトの中心・重心を求めて精度向上
(→コンテストの問題をシンプルに落とし込み、現実に実装していて本当に凄かった)

・映像配信追加したデモ、DPU複数コア/1コアの検証、他…etc
(→2か月で、なんでこんなに出来るの???という、圧倒的なレベル差を感じた)

 

s.yamshita

本当に凄すぎる人でした。(正直もう語彙が追い付かない…) ※一位

他のチームが実績あるDPUを使っている中で、独自のIPを実装して3D物体検出していました。

プレゼンでシステム・ハードウェア構成を見させてもらいましたが、理解が追い付かなかった。

・独自のRTL書いてIP作って3D物体検出
(→筆者は実績あるDPUを使うだけでも四苦八苦していたのに…。独自IPとは凄すぎ)

・人の検出精度が低い問題に対して、データを45°に傾けて人の検出範囲を広くする手法
(→筆者・他入賞者も全く思いもつかない手法を取っていた。レベル高すぎだろ…)

 

懇親会

表彰式の後は現地の参加者で1時間でしたが、懇親会が開かれました。

実行委員会・運営・上位入賞者とも懇親会で話すことができ、本当に刺激になりました。

※正直これだけでも現地に来た甲斐がありました。

 

色んな人と話させてもらいました。

ただやはり運営側の方と話すと、色々苦労された話を聞きました。

運営側も今回も多くのチャンレンジしていただいたことに本当に感謝です。

  • 初めて扱う(nuScenes形式の自動車運転の)データセット
  • 電子部品難の中でコンテスト中に使用する評価ボードの変更対応
  • 多くのリファレンス環境の準備

 

表彰式・懇親会の感想

本音を言うと、コンテスト完走できずに「悔しいな…」という思いも結構ありました。

ただ上位入賞者のプレゼンを聞くと、本当に「リスペクト」でした。それしかありませんでした。

それほどにレベル差がありました。まだまだ先は遠い…。

 

自分が書けなかったコードを実装、解決できなかったエラーを解決していました。

ただ何時かは、上位入賞を競っていけるレベルまで行きたいと思いました。

 

東京の綺麗な夜景みて帰りました

表彰式・懇親会の後は、また歩いて東京駅まで帰りました。

仕事の東京出張だと基本的にとんぼ返りですが、今日は綺麗な夜景を見れました。

表彰式・懇親会来て、良いモチベーションになって良かったなと思いました。

 

まとめ

第6回AIエッジコンテストの表彰式・懇親会の感想でした。

難易度も高く、内容も良い意味で尖っているコンテストだと思います。

またチュートリアルやWeb記事賞なども揃っており、初めての方でも楽しめます。

 

来年度も開催されると思いますので、是非皆さまも参加してみて下さい。

 

第6回AIエッジコンテストに関しては下記記事にて、まとめ・感想を紹介しています。

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