Ubuntuでninja-buildをインストールしてみた

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AI

CMAKEよりも高速にビルドできると言われるninjaがあります。

機械学習などのライブラリを使うときにもninjaを求められる場合があります

Ubuntuでインストールしてみましたので紹介します。

 

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Ubuntuでninja-buildをインストールしてみた

Ubuntuでninjaをインストールしました。

下記手順で対応可能でした。(現時点での最新Ver1.11.1をUbuntu18.04にインストール)

 

GitHub上にあるninjaのソースコードとしては下記です。

GitHub - ninja-build/ninja: a small build system with a focus on speed
a small build system with a focus on speed. Contribute to ninja-build/ninja development by creating an account on GitHub.

 

今回インストールしたように、すぐ使えるようにバイナリをZIP形式でダウンロードできます。

 https://github.com/ninja-build/ninja/releases

 

手順を参考にさせていただいた記事は下記となります。

下記はUbuntu14.04にninjaの1.82Verをインストールしていました。

 https://www.claudiokuenzler.com/blog/756/install-newer-ninja-build-tools-ubuntu-14.04-trusty

 

RuntimeError: Ninja is required to load C++ extensions

今回ninjaを使用した理由としては、FPGAの開発環境(Vitis-AI)で必要になったためです。

「pytorch_nndct」というpytorchでの量子化で使うモジュールです。

下記記事で紹介しています。(リンク先はこちら)

Vitis AIでvai_q_pytorchをインストールしてみたメモ
Vitis AI でPytorchの量子化(vai_q_pytorch)する場面があります。 Ver2.5でnvccの並列計算を使うには、環境のセットアップが必要です。 vai_q_pytorchをインストールする方法を紹介します。

 

ninjaインストール前はインポートする際に下記エラーになりました。

RuntimeError: Ninja is required to load C++ extensions

 

ググって同様のissueを見つけると、素直にninjaをインストールすればOKということでした。

 https://github.com/Xilinx/Vitis-AI/issues/128

 

一番最初で紹介した手順でインストール出来ました。

(下記はPCの環境にインストールしていますが、docker環境でもインストール出来ています)

ninjaをインストールすることでエラー解消できました。

 

まとめ

Ubuntuでninjaをインストール出来ました。

色々な箇所で使われているビルド環境ですので、必要な際はインストールしてみて下さい。

 

今回の記事含めて、第6回AIエッジコンテストの一環でした。

下記にてコンテストでテスト・実施したことのまとめを紹介しています。

第6回AIエッジコンテストが凄く難しいけど勉強になった感想

第6回AIエッジコンテストが凄く難しいけど勉強になった感想
第6回AIエッジコンテストに参加していました。 RISC-Vを使って、画像とLIDAR点群からの3D物体検出が課題でした。 ただ貴重な勉強の機会になりましたし、自身への忘備録としても内容を紹介します。

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