KV260でもDPU-PYNQで最新のVitis AI 3.5を使えるか試みたメモです。
AMDのコンテストで使用したライブラリを応用できないか確認してみました。
結果はダメでした。インストール方法からテストした内容まで紹介します。
KV260にDPU-PYNQでVitis AI 3.5を使えなかったメモ
2024年7月現時点ではXilinxDPU-PYNQは古いVitis AI 2.5までしか対応していません。
約2年前の更新から止まっています。
但し、最近参加したAMDのコンテストでDPU-PYNQとVitis AI 3.5を動かしていました。
コンテストではKR260を使用していました。
そのため、AMDのコンテストで使ったブランチをKV260にも適用してみました。
インストール自体はできたのですが、モデルを読み込む際にエラーが出ました。
vartやxrtのライブラリ関連でした。途中で解決諦めましたが、忘備録を残しておきます。
[Cannot create runner] cannot open library! lib=libvart-dpu-runner.so, error=ERROR CODE: /lib/libvart-xrt-device-handle.so.3: undefined symbol:
AMDのコンテスト
AMDのコンテストに関しては下記記事で紹介しています。
テスト環境
OSはUbuntuです。Ubuntu Desktop 22.04 LTSを使用しています。
https://ubuntu.com/download/amd
iot-limerick-kria-classic-desktop-2204-x07-20230302-63.img.xz
SDカードに書き込み、ubuntuを立ち上げます。
テストしたコマンド
KR260では上手くいったコマンドを試してみました。
インストール自体は見た目は上手くいったように見えました。
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sudo snap install xlnx-config --classic --channel=2.x xlnx-config.sysinit sudo reboot git clone https://github.com/amd/Kria-RoboticsAI.git cd Kria-RoboticsAI/ cp files/scripts/install_update_kr260_to_vitisai35.sh /home/ubuntu cd /home/ubuntu/ source ./install_update_kr260_to_vitisai35.sh |
但しVitis AI 3.5でコンパイルしたモデルを読み込む箇所でエラーが出ます。
libvartの箇所でエラーが出ていました。
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(pynq-venv) root@kria:/home/ubuntu/AMD-Pervasive-AI-Developer-Contest/src/yolox-test# python3 app_yolox_nano_pt_coco2017.py yolox_nano_test, in Pytorch WARNING: Logging before InitGoogleLogging() is written to STDERR F0720 11:23:53.868031 2927 dpu_runner.cpp:211] [UNILOG][FATAL][VART_RUNNER_CONSTRUCTION_FAIL][Cannot create runner] cannot open library! lib=libvart-dpu-runner.so, error=ERROR CODE: /lib/libvart-xrt-device-handle.so.3: undefined symbol: _ZN6google15ErrnoLogMessageC1EPKciimMNS_10LogMessageEFvvE *** Check failure stack trace: *** Aborted (core dumped) |
今回はここまでにしたいと思います。
正直に公式がKV260でも3.5を対応したVerが出ることを待つこととします。
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