プリント基板を作成したので、表面実装の部品含めてはんだ付けしてみました。
仕事場とは違い、趣味の自宅作業のため道具もしっかり揃っていません。
自宅でのはんだ付けに苦労した内容を紹介します。
はんだ付けを自宅のオンボロの道具で頑張ってみた
プリント基板を作成したので、表面実装(SMD)の部品含めてはんだ付けしてみました。
無事に部品実装して、テストで正常動作を確認できました。
ただ仕事とは違い、趣味の自宅作業のため道具もしっかり揃っていませんでした。
自宅でのはんだ付けに苦労したこと・思ったことを紹介します。
回路図・ガーバーデータ
今回は非常に簡単な基板を作成しました。LチカとSW入力のシンプルな基板です。
下記記事で回路図作成からガーバーデータの出力まで紹介しています。
使用した各部品(LED・抵抗・SW・ピンヘッダー)含めて記載しています。
PCBGOGOへのガーバーデータをKiCadから作成したメモ
基板発注
基板発注はPCBGOGOという中国の深圳のメーカで行いました。
注文から到着まで1週間程度で、趣味の基板作成には速すぎるぐらいでした。
下記記事で基板発注から納品までの一連の流れを紹介しています。
部品実装した基板でのテスト
実際に部品実装して、テスト動作してみました。
元々予定していたFPGAボードのコネクタからLチカ・SW入力のテストが出来ました。
抵抗がリード線タイプの基板も作成していましたが、こちらも問題なく動作しました。
実際のテスト動画としては下記です。LEDをFPGAから点灯・消灯させています。
自宅でのはんだ付けの感想
今回自作した基板に部品をはんだ付けを行いました。
ただ、趣味の自宅にはオンボロの道具しかありません。その中での感想を紹介します。
(温度管理も出来ない安い半田ごてセットを、10年前ぐらいに購入しました)
換気は確実に(特にマンションの方)
仕事場では特に気にしていないのですが、はんだから結構煙がでます。
特に(筆者もですが)マンションの方で部屋が狭い方は、はんだの煙が結構充満します。
火災報知器を鳴らしてもダメですので、換気は確実にしましょう。
表面実装(SMD)は(0603)1608ぐらいが自宅では楽
抵抗を表面実装(SMD)品を試したのですが、(0603)1608は楽でした。
※1.6㎜-0.8mmの大き目の抵抗です。
半田ごてが安いものだと、実装も難しいので大きい抵抗でパターンをおススメします。
ちなみに今回は趣味のため、安い(怪しい)SMD抵抗セットをAmazonを購入しました。
手書きされた抵抗値もテスターでも確認しましたが、今のところあっています。
フラックスは偉大
温度管理も出来ない半田ごてを使うと、所々満足できない仕上がりになります。
ただフラックスを使って誤魔化しました。
下手な箇所でもフラックス塗って、再度整えると少しはマシな出来になります。
自宅の趣味では(なるべく)簡単な基板を
個人で初めての基板作成でしたので、練習と思い凄く簡単な基板にしました。
個人のポケットマネーを使った基板で動かないと、心理的ダメージが増してしまいます。
集める部品も簡単に安く入手できるものばかりで楽でした。
実際にはんだ付け含めてやってみた感想としては、簡単にして正解でした。
どんなレベルであれ、実際に動く基板ができると楽しいものです。
個人的には「ブレットボードの接続が手間→楽するための基板」などがオススメです。
まとめ
プリント基板を作成したので、表面実装の部品含めてはんだ付けしてみました。
仕事場とは違い、趣味の自宅作業のため道具もしっかり揃っていません。
そのため、なるべく楽な実装ができるような基板を作っておくことをおススメします。
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