ラズベリーパイ(raspberry pi)と一緒に「購入して良かった」電子部品・パーツを紹介します。
これから電子工作を始める方・ラズパイ購入を検討している方におすすめの記事です。
セットで購入した方が得なケースも多くありますので是非ご覧ください。
ラズベリーパイ(raspberry pi)はケース・ヒートシンク付き
最初にラズベリーパイの購入に関してです。
その時期・シリーズによって何処の通販サイトが一番安いかは違ってきますので割愛します。
(迷ったらAmazonで購入すれば間違いはないかと思います。筆者もAmazonで購入しました)
ですが、必ずケース・ヒートシンク付きにしておきましょう。
最新のラズベリーパイ4のケースに関しても下記記事で紹介しています。
今までの3B+までのケースとは互換性がないため注意が必要です。(リンク先はこちら)
ラズベリーパイのケースはICを守るために必要
ラズベリーパイは机などに長期間置く場合が多いです。
ほこり・ゴミがIC上に積もりやすい環境にあります。
ケースがあればラズベリーパイのICを守ってくれるためです。
ラズベリーパイのヒートシンクは放熱に効果大
あとヒートシンクは必須です。
ヒートシンクが無い状態で負荷を掛けると発熱で強制的にシャットダウンするケースが出てきます。
安定した動作のためにもヒートシンク付きを購入しましょう。
裏が両面テープになっているので、簡単に取り付けれます。
筆者も一番最初のラズベリーパイで「ヒートシンク無しで行けるやろ!」と考えて運用していましたが、発熱で強制シャットダウンが多かったです
結局はヒートシンクを別売りで購入しました。
それ以降、新規でラズパイを購入する際には必ずケースとヒートシンクはセットで購入しています。
ヒートシンクの重要性に関しては下記記事でも紹介しています。
またFANの有無による放熱の違いも確認しています。(リンク先はこちら)
安定したラズベリーパイの電源アダプタは必要?
ラズベリーパイの電源に関しては下記のような専用電源を購入した方がベストです。
但し、ラズベリーパイ初心者・始める方はスマートフォンの電源を代用しても構いません。
高負荷を掛けることをしなければ十分に動作可能です。
下記のような電子工作レベルならばスマートフォンの電源でも動作可能です。
- PLC(シーケンサ)として使う
- UART通信を行う
「最初はスマートフォンの電源で対応しておき、後から負荷を掛ける必要性が出てきたら…」
という対応でも特には問題ないと思います。
最新のラズベリーパイの消費電流を測定して、電源の妥当性を下記記事で確認しています。
ラズパイ専用電源の購入を検討している方は一緒にご覧ください。(リンク先はこちら)
ラズベリーパイを始める方・初心者にはキットがおすすめ
ラズベリーパイを始める方には電子部品のキットを購入した方が一番安く済みます。
理由としては電子部品は単価が安いためです。
部品が10個・100個などまとめて売られているケースが多いです。
電子工作を始めるのには多数の部品が必要です。
(SW(スイッチ)・ジャンパー・抵抗・LED…等)
個別に購入すると多く買いすぎて余ってしまうケースがあります。
筆者も3年ほど前に初めてラズベリーパイを購入したときにはキットを一緒に購入しました。
「ブレッドボード」「ジャンパー」「抵抗」「LED」と電子工作をするために必要な部品が一通り揃っています。
ちなみに今でも現役で存分に使っています。
何かとキット内の部品を使いまわせるケースが多くありました。
筆者の電子工作の7割方は最初購入したキットでカバーできています
特に上記のキットでなくても構いません。
電子部品が一通りそろったキットを一つ購入しておくのをおすすめします。
そして足りない分を個別で購入するのが良いかと思います。
ちなみに下記記事でSPIを使って信号をアナライザ解析しましたが、筆者が購入したキットの中にあったデバイスを使っています。
購入して良かった おすすめ電子部品・パーツ
ようやく本題に移れましたがこの章では筆者が購入して良かった電子部品・パーツを紹介します。
ジャンパーワイヤ オスオス/オスメス/メスメス 各種
筆者が購入しておいて良かった電子部品のNo1はジャンパーワイヤです。
ジャンパーワイヤーには3種類あります。オスオス,オスメス,メスメスがです。
名前の通り「オスの方は金属棒が有る」「メスの方は金属棒が挿せる」という形状です。
主な使い方としては下記だと考えています。
- オスオス…ブレッドボード上で配線するときに使う
- オスメス…ラズベリーパイからブレットボードに繋げるときに使う
- メスメス…ラズベリーパイと(I2Cなどの)デバイスなどを直接繋げるときに使う
最初の電子工作レベルではキット等に入っているジャンパーワイヤでも足ります。
しかし下記記事等の「アナライザ噛ます」「信号線が多いIFを使う」と配線する本数が増えます。
追加のジャンパーワイヤが必要になります。
どれも約40本セットで数百円で売られています。
そのため予め余分にジャンパーワイヤは各種類セットで購入ておくことをおススメします。
※電子工作の最後の最後で「ジャンパーワイヤが足りない!」時のショックは大きいです(実体験済)
ブレッドボード
筆者が購入しておいて良かった電子部品のNo2はブレッドボードです。
上記で紹介している小さいブレッドボードで構いませんので複数持っておくと作業が楽になります。
例えばブレットボードとジャンパーワイヤが必要最低限しかないと毎回配線する必要があります。
しかし予備があれば配線丸ごとブレッドボードを丸ごと保存しておけます。
再度繋げたい場合も一から配線することなくラズベリーパイと接続するだけでOKです
ワニ口クリップ
筆者が購入しておいて良かった電子部品のNo3はワニ口クリップです。
ワニ口クリップがあると非常に便利です。
「ジャンパーワイヤ+ブレッドボード」では接続できない箇所に繋げることができます。
電源モジュールやデバイスなどに簡単に繋げるようになります。
もしワニ口クリップが無いと「毎回はんだ付けしたり」「不安定な接続する」など手間が増えて確実に増えます。
また単品の抵抗を挟む場合にも使えます。
ブレッドボードを用意しなくてもワニ口クリップで対応することができます。
下記記事の「ラズベリーパイ+シーケンス制御」で24Vリレーを動作させたときにもワニ口クリップを多く使っています
まとめ・感想
本当はもっと知って欲しい部品・パーツがあります。
今回は一番汎用的に使えておすすめな部品を絞って紹介しました。
是非一緒にまとめて購入して、気持ちよくラズベリーパイを使ってもらえれば幸いです。
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