筆者が持っているおすすめな工具でプロクソンのミニルーターを記事にしました
基板のパターンカットもですが、穴あけ・加工などにも使えてDIY・電子工作の幅が広がることを紹介します。
プロクソン(PROXXON)ミニルーターセット MM50
今回紹介するのはプロクソンのミニルーターセットになります
筆者のは標準のセットですが、そのほかにも「ドリルスタンドまで付いてくるセット」「バイス(固定する治具)が付いてくるセット」など多くの選択肢があります。
但しバイス・ドリルスタンドだけでも別途購入可能なので、ミニルーター始める方は標準セットを購入して必要になったら追加で購入する形で問題ないと思います
またルータ型式も種類があります。回転数・消費電力が異なってきますが、筆者のはMM50(No.28512-SK)という消費電力の小さい(20W)型式になります。
MM50がおススメな理由
パターンカット・プラスチックの穴あけ・金属研磨などに筆者は使っていますが特にMM50で問題なく使えています。
そしてミニルーターセットMM50のメリットとして、ドリル・ビット・砥石が付いてきてこのセット一つで加工が始められます。ですので迷ったらMM50を購入すれば特に問題ないかと思います。
ドリルに関してはφ0.2~φ3.2までの10種類も入っています。様々な穴を開けることが可能です
もちろん各大きさのビット・砥石まで入っており、あらゆる加工が可能です。
操作方法も簡単
ミニルータ自体がDC12V動作ですが、AC100V⇒DC12Vのトランスが付いていますので接続して、コンセントをONするだけで加工できます
回転数も簡単に調整できるようになっており、OFF状態から時計回しにダイヤルを回せば回転数を8000~20000(回/分)にできます
では次の章からパターンカット・穴あけを実際にミニルータセットで対応していきます。
基板をパターンカットしてみた
このミニルータセットを使って実際に基板をパターンカットしてみました。今回パターンカットする基板は以前紹介した(壊した)昇圧型DC電源の基板です。(その時の記事リンク先はこちらから)
使うビットはもちろんミニルータセットに同梱されているものです
ではルーターにビットをセットして削っていきます。回転数は8000回転でした。(下記見せるために撮っています。実際は基板を手で固定して削っています)
簡単にパターンカットができました。
削るのを途中で止めればパターンをわざと測定用に露出させることも可能です。
プラスチックの穴あけをしてみた
今度は端子台のプラスチックのカバーに穴あけをします。セットに同梱されているドリルを使っていきます
プラスチック程度ならば簡単に穴あけができます。
ドリルで穴あけした場合には裏側にバリが出ますので
セット同梱の砥石を使ってバリ取りをしてあげます
(写真では分かりづらいですが)バリ取りも完了しました
まとめ・感想
今回はパターンカット・穴あけの例を紹介しましたが、他にもミニルーターを使って研磨・彫刻といった作業も可能です
趣味の工作の幅が確実に広がると思いますので、もし検討されている方は購入して試してみてください。
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