筆者が実際に使用しているおすすめの工具セットを紹介します。「電気工事士の資格を取りたい!」という方も「DIY・電子工作したい!」という方も両者とも満足できる「実用的」な工具セットとなっています。
ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット
今回紹介するホーザン(HOZAN)電気工事士技能試験 工具セットは筆者も持っており長年愛用しています。最初に買う工具セットで迷ったらこのセットを購入しておけば間違いはないと考えています
筆者のは一つ古いシリーズで「S-18」ですが現在の一番汎用シリーズの「DK-18」と構成は変わりません。ドライバーの形状,ストリッパーの型が少し違うだけです。
8点の工具+ツールケースのセットとなっており基本の工具セットとなっています。単品で買うよりお得になっており、筆者もこの工具セットをベースに足りないものを追加で購入する形をとっています。
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VVFストリッパー P-958 ※筆者のはP-957
圧着工具 P-737
ペンチ P-43-175
ウォーターポンププライヤー P-244
小型電工ドライバー(+No.2) ※筆者のは形状が異なる
小型ドライバー(-5.5) ※筆者のは形状が異なる
電工ナイフ
布尺
ツールポーチ
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次の章から簡単にですが、今回の工具セットで数点個別に工具を紹介していきます
VVFストリッパーP-958 ※筆者のはP-957
VVFストリッパーは電線・ケーブルの外装ストリップ・ケーブル切断など様々な用途があります。「電気工事士の試験」でも「DIY」でも電線・ケーブル関連ではかなり使える工具です。
AC100V配線など太目の電線を剥く際に良く使います。細い電線に関してはワイヤーストリッパーを使うのがいいと思います。
今回はこのVVFストリッパー使いやすいところを一部紹介します。一番は裏面のスケールだと考えています。剥く量が視覚的に確認できます
スケールを目安に電線を持つことで「簡単」かつ「狙った量」を剥けます
圧着工具 P-737
筆者が一番お世話になっているのがこの圧着工具です。
電気工事士の試験ではリングスリーブといった圧着工具で複数の電線をまとめて圧着する用途が多いのですが、汎用的な圧着端子用としても十分に使用可能です
下記はよく見かけるニチフの圧着端子Y形1.25Y-3を圧着しています
簡単に圧着端子をかしめられます。
そして圧着箇所が「1.6×2」「小」「中」と別れていて様々な用途で圧着可能です
電工ナイフ
意外に使えるのがこの電工ナイフです。刃を収納できて安全かつ持ち運びやすくなっています
「何時使えるのか?」といったところでは太いケーブルやシースが厚いものを剥きたい場合、通常のストリッパーで対応できない場合に大活躍します。
シースに電工ナイフの刃が簡単に入り、「切り込み」を入れれます
切り込みさえ入れば簡単にケーブルの被膜(シース)を剥くことが可能です
プラスドライバ(No.2),マイナスドライバ(-5.5)
結局のところ実務でドライバーが一番使いますね。必ず必要になります。
正直当たり前すぎて説明するまでもないと思いますが、何かと部品のネジ締め・取り付けには必須な工具となっています。
ウォーターポンププライヤー P-244
コンパクトなウォーターポンププライヤーです。電気工事士の実技用には良いですが、実務では少し小さいかもしれません。
コンパクトのため取り回ししやすいので筆者は趣味ではウォーターポンププライヤーを多く使っています。しかし大きなナットなど締める実務ではモンキーを使うケースが多いです。
電気工事士の実技には上記のような大き目なモンキーでは使いずらいので、試験用にはウォーターポンププライヤーの方がよいかと思います。
ペンチ P-43-175
「ケーブルの切断」や「柔らかい金属を曲げる」など電気工事にちょうどいいサイズのペンチです。
筆者はどちらかというとケーブル切断で良く使っています。シールド・被膜があるケーブルでも簡単に切ることができます。
長尺
筆者はどちらかというと15cm以内であれば長尺でなくスケールで済ましてしまいます。
但し測定物が円形だったり、15cm以上の場合は長尺を有効活用しています
ツールポーチ
最後にツールポーチですが、これが一番役に立っていると言っても過言ではありません。鋭利な工具は裸で管理すると危ないのでしっかりしたケース・ポーチに入れる必要があります
30cm幅あるため大抵の工具ならば入れることができ、また電気工事士の工具セット以外も沢山入るスペースがあります。筆者はピンセット・ワイヤーストリッパー・六角レンチなど追加で色々入れています
まとめ・感想
一通りホーザン(HOZAN)電気工事士技能試験 工具セットを紹介させてもらいましたが実技試験・実務に使えるものばかりで筆者も使い続けています。
最初に買う工具セットで迷ったらこの工具セットを購入しておけば機能・コスト共に間違いはないと考えています。(他必要なものがあれば買い足すスタイルが一番効率が良いと思います)
今回紹介したセットがただの「電気工事士技能試験工具セット」としてだけでなく日常のDIY、実務にも使える「工具セット」ということが少しでも伝われば幸いです。
今日はここまでにしたいと思います。どうもありがとうございました
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