おすすめなシーケンス制御の本で「シーケンス制御のおすすめ本 必携 シーケンス制御プログラム定石集」を紹介します
筆者は多くのシーケンス制御の本を読んできましたが一番「実用的で使える!」本でした。
また今回紹介する本の内容を個人的なプライベートの環境でも試すことが可能です。
前の記事でラズベリーパイをPLC(シーケンサ)として動かす方法を記載しています。よろしければご覧ください。
必携 シーケンス制御プログラム定石集
筆者が一番シーケンス制御の本でおすすめしたいのは「必携 シーケンス制御プログラム定石集」です
現在2冊出ています。1冊目のパート1では基本的な内容からよく使うプログラム例を紹介しており、2冊目のパート2はより実用的なシーケンス制御例が記載されています。
初心者の方でも1冊目パート1から読めばシーケンス制御・ラダー回路をどのように書けばいいか学べる本となっています。
機構図が分かりやすい!
まずおススメする理由の一つとして表紙にも大きく「機構図付き」とアピールしていますが、本当に各定石に「機構図」がついています。
これが本当にイメージしやすく分かりやすいです。
例えばシーケンス制御の例を写真だけで出すと下記のように機器が並んでるだけになり「何処が動くのかが?」となります。
現場で使えるラダー回路を書く上では、現物がどう動くかをイメージしながら書くのが非常に重要です。
1冊目のパート1、2冊目のパート2ともに多くの機構図が記載されていて、シーケンス制御・ラダー回路によりSW・シリンダ・アクチュエータが「どう動くか」をイメージできます。
定石を学ぶことは力になる
おススメする2つ目の理由として「プログラム定石集」であることです。複雑に見えるシーケンス制御・ラダー回路も、紐解けば定石(パターン)の集まりが多いです
おそらく初心者の方が下記のようなラダー回路を初めて見ると???になりますが、大体は定石(パターン)が決まっています。
「本に書いてあるプログラムがそのまま現場で使えるか?」と言われればさすがにNOですが、定石を多く学ぶことはシーケンス制御・ラダーを書く力に繋がります。
タイトルにも「必携 シーケンス制御プログラム定石集」と書いてあるぐらい豊富な定石が記載されていて、非常におススメです
まとめ・感想
シーケンス制御・ラダー回路の勉強方法はあると思いますが、やはり力になるのはプログラムを自分で色々ラダー回路を触ってみるのが一番だと考えています。実践に勝る経験なしです。
よろしければ定石集片手にシーケンス制御を触ってみてください
冒頭にも記載しましたが前の記事でラズベリーパイをPLC(シーケンサ)として動かす方法を記載しています。これならば個人的なプライベートな環境でシーケンス制御のデバッグが可能です。
下記動画のようにシーケンス制御が実践できます。
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