UbuntuとWindowsの両方でNetronをインストールしました。
PyTorch, TensorFlow(機械学習)などの「重み」を可視化してくれる、便利なソフトです。
インストール方法・簡単な使い方を紹介します。
Netronをインストール(Ubuntu と Windows)
Netronのインストール方法は簡単です。公式のページにも記載されています。
NetronをUbuntuでインストール
Ubuntu(もしくはWSL)の場合は下記コマンドでインストールできます。
snap install netron
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snap install netron ~~~~~~~~~ netron 6.3.8 from Lutz Roeder (lutzroeder) installed |
NetronをWindowsでインストール
Windowsの場合は公式のページに行きます。
https://github.com/lutzroeder/netron
Installの「Windows:Download」箇所をクリックします。
Assetsにある「~.exe」をダウンロードして実行するとインストール完了です。
Netronの使い方・起動方法
Netronは、あくまで「重み」を可視化しているだけです。
Ubuntuの場合はコンソール上で「netron」と入力すれば、起動できます。
Windowsの場合はショートカットか、スタート箇所のアプリから開けます。
Pytorchの重み(.pth)ファイル
使い方も、「Open Model…」から好きなファイルを開けばOKです。
Pytorchで学習した重みファイル(.pth)を開いてみます。
各Moduleをクリックすると、ノートのプロパティやInputsを確認できます
コンパイルされたモデル(.xmodel)のファイル
コンパイルしたモデルも一例開いてみます。
(Vitis AIというFPGA向けの環境でコンパイルされたモデルを開いています)
下記のように、どのように畳み込まれているかよく分かります。
まとめ
UbuntuとWindowsの両方でNetronをインストールして、実行してみました。
PyTorch, TensorFlow(機械学習)などの「重み」を可視化してくれる、便利なソフトです。
ぜひ皆さまも使ってみて下さい。
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