PyCon mini 東海 2024 - 名古屋の中日ビルで発表してきた

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Python

PyCon mini 東海 2024で発表者として参加してきました。

発表テーマは「Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた」です。

当日のカンファレンスの様子から、懇親会の様子含めて紹介します。

 

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PyCon mini 東海 2024 - 名古屋の中日ビルで発表してきた

PyCon mini 東海 2024で発表者として参加してきました。

 

筆者の発表は「Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた」です。

ハードウェアエンジニアながらも、Pythonを絡めたネタで参加してきました。

 

ただ他の発表者の説明に理解がついていけなかった…。マジで難しい…

他の発表者はPythonの中身をしっかり理解していた。凄いです。

当日のカンファレンスの様子から、懇親会の様子含めて紹介します。

 

リンク先

connpassのページは下記です。発表者の資料も置かれています。

 https://pycon-mini-tokai.connpass.com/event/331166/

 

PyCon mini 東海 2024のWebサイトは下記となります。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#

 

中日ビル_中日ホール&カンファレンス

会場は名古屋の中日ビルでした。栄駅のすぐ近くです。

というか地下鉄から直結しています。

 

6Fの中日ホール&カンファレンスで発表してきました。

中日ホールで報告できるケースは少ないので、貴重な経験でした。

 

ベランダもあり、中日ビルから名古屋の栄周辺を確認できました。

 

謝辞

Pyhonの技術交流できる貴重な場を開催していただいたことに深く感謝申し上げます。

Pycon mini 東海の運営者・参加者の皆様には重ねてお礼申し上げます。

 

当日のカンファレンス(トーク発表午前)

筆者はずっとカンファレンスに参加していました。

ただ他の人に聞くと、ハンズオンワークショップも盛況だったということです。

手を動かして学びたい方にとっても有益なカンファレンスだったと思います。

 

オープニング

最初にPycon mini 東海の運営者様からの挨拶がありました。

朝から会場設営など含めて、丁寧な対応をしていただきました。本当に感謝です。

 

キーノート

発表の概要は下記です。「Pythonと東海と私」という内容で報告されていました。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-keynote

 

Python大学時代から長年使ってる方。2000年から使っている。

How To Become a Hackerという本が、きっかけということ。

その当時からずっとコミュニティに参加されていた。凄いです。

 

Pythonのパッケージの仕組みをPEPから詳細に説明していただきました。

pypiからの配布から.whl(WHEEL)、.sdistの中身のフォーマット・詳細含めて。

ここまで説明できるのは尊敬です。(ほとんどホヘーと聞いている状態でした)

 

Python開発の変遷をPythonプロフェッショナルプログラミングの改定の歴史から知る

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-1

 

発表資料は下記でした。

Python開発の変遷
をPythonプロフェッショナルプログラミングの 改訂の歴史 から知る Takanori Suzuki PyCon mini Tokai logo PyCon mini Tokai / 2024 Nov 16 Agenda / アジェンダ ...

 

PyCon JP Association代表理事のスゲー人。

Pythonで開発するチームに役立つ内容を紹介していただきました。

PyPro(Python プロフェショナルプログラミング)の本の著者の一人ということ。

 

PyPro2024年の6月に最新版を出版。どう変わっていったかを紹介。

各章の違い、開発(仮想)環境やWebAPIなどの変遷まで説明してもらいました。

チームでの課題管理システム(JIRAなどGitHubなど)も最新に更新している等々…。

 

「常により良い選択に挑戦している」ということ。

Pythonの著書を更新し続けていることに、凄さ・リスペクトを感じました。

 

pytestでRust製CLIをe2eテストしてみよう

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-2

 

発表の資料は下記です。

pytestでRust製CLIをe2eテストしてみよう
PyCon mini 東海 2024のトークセッション発表したプレゼンテーションです

 

Pythonを使っている人からのRust含めて紹介されていました。

Rustの良い所…動作速度速い、配布しやすい…などなど

Rustの辛い所…「借用」まわり・柔軟性…などなど

ソフトの素人目線から言うと、こういう説明からしてくれる方は大変ありがたい。

 

またRustのテストに対して、Pytest(Pythonのテストライブラリ)使う内容を紹介。

(e2eテストもしたことない筆者だけど…)

こういうテスト検証ネタを発表をできることが本当に凄いと思いました。

 

ランチ

弁当はかなり豪勢でした。美味しかったです。

名古屋ならではの、味噌カツ・天むす・ういろうが盛り込んていました。

 

当日のカンファレンス(トーク発表午後)

午後からもカンファレンスに参加しました。

(昼弁当をがっつり食べたので、昼一はだいぶ眠気も襲ってきました。)

 

Pythonはどうやってlen関数で長さを手にいれているの?

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-3

 

発表資料は下記を編集したものを使っていたということです。

Pythonはどうやってlen関数で長さを手にいれているの?
Pythonはどうやってlen関数で長さを手にいれているの? - Download as a PDF or view online for free

 

Pythonの本を沢山執筆・翻訳もされているスゴイ方。

PyCon JP Association会計理事もされている。

 

時々len関数を使うけど、仕組みまで理解できていなかったので助かる。

intかまでチェックしている旨、アダプタがどういう適用しているのか全然知らなかった。

こういう身近な関数をしっかり説明できるのは本当に尊敬です。

 

Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-4

 

筆者の発表です。AMDのコンテストに参加した内容を紹介させていただきました。

 

下記記事のコンテストの感想・開発した内容を紹介しました。

AMD(Xilinx)のFPGAコンテストに参加した感想

AMD(Xilinx)のFPGAコンテストに参加した感想
AMD(Xilinx)とHackster(Avnet)が合同主催する、海外のコンテストに参加していました。 AMD Pervasive AI Developer Contest の「Robotics AI」部門です。 KR260というFPG...

 

ありがたいことに、質問が何点かいただきました。

鋭い質問ばかりでした。脱帽です。忘備録として記載しておきます。

 

360°カメラから距離(深度)まで計算したのか

すみません、これは実施していないです。

360°物体検出した2D画面データの座標を元に、雑にアフィ変換して投影しただけです。

ROS2のマーカ位置関係は凄く曖昧です。大体ここにいるというのを表示しているだけでした。

 

画像認識のfpsの制約は

今回RICOH-THETAのカメラがUSB2.0で、そこで大きく制約掛かりました。

単純に1920x960の360°画像を送り続けると大体6fpsぐらいでした。

それを分割してYOLOXで物体検出して3~4fps程度でした。

 

デバイスは全部どれぐらいのコストなのか?趣味?

今回コンテストでは評価ボードは支給されたので、それ以外の値段で大体$500ぐらいでした。

(一番高いのは評価ボードは$399なので、7万ぐらい浮いた形になります)

既に持っていた360°カメラを除くと$200ぐらいでした。趣味でカバーできる費用でした。

 

FPGAはデバイスの設定とか必要ではなかったでしょうか

はい、(FPGAの細かい設定までは)全てPythonで設定しているわけではないです。

最初に一度はFPGAのツール使って、デバイスや入出力ポートを設定(合成)しています。

あくまでロジック箇所をハードウェア言語を書かずに、FPGAで対応したイメージです。

 

ZYNQでしかできないのか?

はいその通りです。今回は、PYNQ(Pythonを動かせるフレームワーク)を使っています。

AMDのZYNQというデバイスのみでサポートされています。

全てのFPGAでPythonが使えるわけでないので注意です。

 

Google Colaboratoryで試すVLM

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-5

 

発表資料は下記でした。

 

VLMをしっかり分かりやすく、デモ含めて説明されていた。

しかも複数パターンをデモ含めて紹介。

LLM系は更新が凄い速いのに、ここまでフォローされているのは凄い。

 

実際Colaboratoryのデモ踏まえての紹介。

実際の具体例(ゲームのマリオ)を基に、VLMの苦手の箇所を挙げられていた。

こういう情報が挙げてくる・公に出してくれる方は本当に貴重です。

 

asgirefのクラスasgiref.local.Localは何のためにあるのか?

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-6

 

発表資料は下記でした。

asgirefのクラスasgiref.local.Localは何のためにあるのか?
This work is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License. Ryuji Tsutsui 2024/11/16 PyCon min...

 

asgirefの実際に役立った処理について教えていただきました。

筆者自身がWeb系Djangoに疎くて、中々高難度の内容でした。

実際の経験基に紹介してくれたのに、明らかに自分の理解不足です。また勉強しておきたいです。

 

ReflexによるPython onlyでの高速なWebアプリケーションプロトタイピング

発表の概要は下記リンク先です。

 https://tokai.pycon.jp/2024/#event-talk-7

 

Webアプリケーションを高速に実装できれば、沢山プロトタイピングの仮説検証ができる旨でした。

Reflex…フロント・バックエンドの両方を実装できるWebアプリケーションのフレームワーク。

Reflexの長所・汎用性実装例のデモ、アーキテクチャ含めて紹介されていました。

 

丁寧に説明されておりReflexを触ってみたいと思わせる発表でした。尊敬です。

 https://reflex.dev/

 

懇親会

発表の後は折角なので懇親会も参加させていだきました。

クラフトビールの店でお酒もご飯も美味しかったです。

 

まとめ

PyCon mini 東海 2024で発表者として参加してきました。

発表テーマは「Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた」です。

当日のカンファレンスの様子から、懇親会の様子含めて紹介しました。

 

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