QC検定2級を受験する方のために勉強するべきコツ・ポイントをまとめてみました。
2級は合格率が約25%と低く(筆者も一度落ちています)、勉強時間が多く取れない社会人の方は効率良い勉強をおすすめします。
QC検定2級 2021年度の日程
QC検定2級が受験できるのは年2回です。2022年度のQC検定の試験日程は下記日程となっています。
【第33回】2022年 3月20日(日)
【第34回】2022年 9月4日(日)
QC検定の受験申込
申し込み方法に関してはQC検定のHPから申請可能です。(リンク先はこちらから)
申し込み期間は大体受験日から約3か月前の約3週間の間だけなので申し込み忘れがないように注意しましょう。
QC検定の受験料
QC検定の費用も約5000円とそこそこ高いのでなるべく一回で受かりましょう。(会社によっては補助・団体受験などあるかもしれませんが…)
QC検定2級の合格率・難易度
QC検定2級の過去5年の合格率は約25%です。3級の合格率の約50%と比べると単純計算で難易度が2倍ほど上がっています。
筆者も昔3級はそこまで勉強しなくても合格したので、「2級も少しの勉強で何とかなるだろう」と受けたら一度落ちました。その時は勉強不足で計算問題が全く解けませんでした。
QC検定2級の合格基準
QC検定2級を合格するためには下記2条件をクリアする必要があります。
・「手法分野」「実践分野」の各分野で概ね50%以上
・総合得点が概ね70%以上
「各分野で概ね50%以上」の条件がありますので、手法分野にある「検定と推定」「単回帰分析」等と言った計算問題をある程度解く必要があります。
(感覚で解けるかもしれない「実践分野」の方でカバーするにも限界があります)
筆者も落ちた時も総合的には6割超えていたようですが、計算問題が全く解けていなかったので手法分野の概ね50%は満たせていなかったと思います。
過去問題集が効率的な勉強方法
一番効率が良いおすすめの勉強方法はQC検定2級 過去問題集を解くことだと考えています。
概要から勉強し始めると問題を解けるようになるまで時間が掛かりますので、まずは過去問題を一度解いてみることをおススメします。
特に手法分野の「検定と推定」「単回帰分析」「実験計画法」等の計算問題に関しては最初は時間かかると思いますが理解できるまで繰り返し解くことをおススメします。
最近のQC検定2級 過去問題集は全6回分の試験問題と解説が入っていますので、まずはこれ1冊を繰り返して解けば十分に傾向と出題分野を把握できると思います。
QC検定2級の一夜漬けは難しい(と思います)
人によっては一夜漬けでも可能かもしれませんが、2級では手法分野の計算問題がそれなりの量・パターンが有りますので結構難しいかと思います。
受験票がちょうど試験一か月前ほどには到着すると思いますので、その頃には一度QC検定2級 過去問題集を見て難易度を把握した方が良いと思います
一般電卓にも慣れておきましょう
QC検定は√(ルート)付きの一般電卓の持ち込みが許可されています。(関数電卓はNGなので注意!)
普段はEXCELや関数電卓を使う方が多いと思いますが、問題によっては一般電卓を何回も叩く必要がありますので過去問題で練習して慣れておきましょう。
QC検定2級の試験時間は90分
本番のQC検定2級の試験時間は90分です。約100問ありますので1問1分かけていたらアウトです。
「手法分野」の計算問題に時間が掛かるのは仕方ありませんが、「実践分野」の方も含めて総合得点で概ね70%以上取る必要があります。
そのため「手法分野」の計算問題で本当に解けない問題が出てきましたらはある程度で見切って、「実践分野」にも時間を残すようにしていきましょう。
まとめ・感想
筆者も最初QC検定2級 過去問題集の計算問題見たときには、「全く分からん!」という状態でしたが何度も繰り返して、計算方法など理解していきました。
そして2回目でなんとか無事合格できました。(1回目は明らかに勉強不足でした)
おそらく多くの方が社会人で勉強時間が多く取れないと思いますが、せっかく受験するならば一回で合格した方が時間的にもお金的にも絶対良いです。
QC検定2級を受験する方は何とか隙間時間見つけて、QC検定2級 過去問題集を解いておくことをおススメします。
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